CrossingYourself – 自身を交差する

世の中に出していない新曲が次第に増えてきました。MinaFrancescaです。
Pandora – LastEpisodeのサウンドトラック、そしてその先で新たな物語を描くCrossingYourselfの新譜。次々と恐ろしいまでの迫力あるサウンドを生み出しています。
その一端に、先日リニューアルを果たした月と星の声のTrueEnd時の新規書き下ろし曲がありますね。もう見た方、数人いらっしゃると思います。いかがだったでしょうか。
しかしあそこで聴けるのはショートバージョンでしたね。このフルバージョンがサウンドトラックに収録されます。あの旋律の先にものすごい展開が待っています。

今日はCrossingYourselfのほうの楽曲を制作していて、いまさっきまたひとつオケまで組み上げたところです。明日は作詞の作業に入ろうと思っています。
これで予定していたボーカル曲が5つ揃ったことになりますね。あとはアルバムの最初と最後を飾るピアノ曲を書くつもりです。

今日作った最後のボーカル曲、実はAsteLunaでの相方すららとのコラボになっています。
すららが弾いたピアノ曲からメロディとコード進行を広い、そこから私なりの解釈と世界観の付与によって、圧倒的に激しく、しかし荘厳で美しく。最後には胸の動機が抑えられなくなるような展開を繰り広げていく楽曲です。ここまで激しく情緒的な楽曲、これまであっただろうか・・・。
まさしくCrossingYourselfの楽曲。そう誇りをもって言える楽曲になっていると思いますよ。

CrossingYourselfというユニット名は「自身を交差する」という意味です。とはいってもあまり意味が通じないと思うんだけど。
クロス、つまり自身を十字架を描くように斬り、そして新しい自身の音楽を追求し、描き、奏でること。これまでの自分達の音楽は確かに大事だし、良い曲を書いてきたと思っている。けどそこにとどまらず、新しい自分達の楽曲を生み出したい。そういう思いから付けたユニット名でした。
次にリリースされるCrossingYourselfの新譜は、まさにその名の通り、新しいMinaFrancescaのサウンドを存分に感じれる作品だと思っています。

私の楽曲では実は歌詞もかなり意味深かつ重要で、その先に繋がっていく物語に深く関わっていっていることは、Pandoraを攻略してきた方々であれば既にわかっていることと思う。
今回の新譜でも私の超独創的かつ中二病なヤバイ歌詞がこれでもかというほどに出てきます。
しかし1曲の歌詞の中で確かな物語があって、そして終盤では泣きたくなるような展開がなされていく。私の楽曲の特徴のひとつだと思っています。

今回の歌詞の一節をご紹介しましょう。

声も記憶も感情さえも失って気づいた
鮮やかな色、いくつもの旋律、触れていたこと
忘れはしない、貴女がそばにいて微笑む限り
私が此処で存在している証を奏で続けてくの

おそらくサラッと読んだと思うんだけど、ひとつひとつの言葉、文章から考察出来ることが結構多いんです。
声、記憶、感情を失っている、ということ。
「私」の存在。そして「貴女」の存在。
絶望的な様子ではなく、どこか前向きな思いを感じ取れます。

音楽で物語を描くって結構ハードルが高いというか、なかなか難しいことだとは思っていて、そう簡単に誰でもやれることではないだろうなって。
でも長年それをやってきて、今ここでまた新しい物語を音楽で描こうとしている。結局私はこうやって音楽を作って、物語を創り上げて、そしてそれをたくさんの人に聴いてもらうことが大好きなんだなって。一生やめられない趣味・特技なんだと思う。

さて、明日も頑張って制作していきます。
新しい曲が世の中にリリースされる日も近いですよ!

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