思考停止の超アナログ平成手法

もうすぐお盆休みだよドラえもん!
私のお盆休みはなんと9連休なんだけど、まぁまぁ、バーベキューをするのと実家にちょっと行ってくるの以外はほぼ作業詰めだと思うのね。睡眠削ってでもゴリゴリ作業進める日々になります。というのも作業はもう終盤。未実装の機能もあるけどそれはまだ急がなくてもいい物だし、エディタ拡張の新規開発によって膨大な各シナリオの入れ込みが昨晩であっけなく終わった。あとはボイスデータとの照らし合わせをして、実際に配置していくっていう流れね。それから各仕掛けのデバッグをして、しっかり動くことを確認し、抜け穴や不具合を修正していく。
もう「あれとこれとこれ」みたいに指折り数える感じの作業量になるまできてるのよ。このお盆休みでいっきに進めて、ほぼ完成しているくらいのところまで持っていきたい。
さぁ、〆が迫ってこないと腰上がらない、ギリギリで生きていたいKAT-TUNな方々、そろそろですよ、はい、立ち上がってくださーいw
新時代の幕開けがもうすぐやってくる。楽しみだー!
思えば約2年もの間同じワールド創り続けてるってやばいよねw

昨日会社でトラブルがあってね、サーバー会社のほうから緊急連絡が入って、不正なファイルが仕込まれているのを確認したのでプロセスを停止しました~って。
これもう何度目かわからないくらい実は繰り返してて、まぁよくある話ではあるのよ。
でもうちの会社の場合はこれかなりの大事で、実はそのサーバーには数10万件レベルで不動産情報が入ってるの。しかもディレクトリが大量にあって、さらに猛烈に古いウェブサイトが半分くらいを占めてる。
こういうファイル改ざんトラブルが発覚すると、毎回目視でサーバー内を見てまわって不正ファイルが無いかをスタッフ5~6人くらいで対応するんだけど、当然精度は良くないのよ。ただただサーバー内を見てまわるだけの眠い午後。改ざんされているかどうかは社内のファイルとの照らし合わせをするんだけど、そのためには検証するファイルをいちいちダウンロードしなくちゃいけない。膨大な不動産情報をもつ企業のデータをダウンロードしようものならそれだけで数時間かかるわけ。
また、社内とサーバーでファイルの内容が一致しているわけでは決してなくて、お客さんが更新しているケースも多々。
これをね「目視で確認しよう」なんて、ちゃんと頭使って考えればそんなの精度の問題、ヒューマンエラーで抜けが必ずあって、こうして同じサーバーでもう何度目かわからない改ざん被害受けてるのに、よくまぁそんなことが言えたものだなと呆れるばかり。
思考停止状態の上司に「もっと確実性の高い良い方法を考えてみませんか」と提案するも、「そんないい方法があるなら楽出来ていいだろうけどそんなのは無い」とか。
目視確認したくない、楽したいから言ってるんじゃないんよこっちは!いや、目視確認なんてまじ無駄な作業したくないのは確かですけども・・・。

と、目視確認を大至急せよとのお達しの後、営業に「どう思う??」と問うてみるものの「やるしかないのでは・・・」と。
これは埒が明かないなと思い、社内のもう一人のプログラマーに相談してみる。そう、ロジックさえ思いつけば、不正ファイルを検知するプログラムを開発して、それでもってより確実に不正ファイルをあぶり出し、再発防止の確率を下げられるのではないか、と考えたわけよ。
相談しているうちになんとなくそのロジックが浮かんできて、次第にあ~やれるかもな?ってなってきたところでさっそく開発開始。猛烈なスピードでPHPを書き上げ、わずか数時間で実用レベルに到達。

サーバーのルート階層にそのプログラムを置き、アクセスすることでいっきに全ファイル、全ディレクトリを捜査し不正ファイルと思わしきものを独自のブラックリストとホワイトリストでもってあぶり出すプログラムによって、ものの数秒あっという間に検出ログを出し、問題ファイルを特定。さらに過去の同様のトラブル時に見落としたと思われる残骸までもを発見。
このプログラムの開発により、以降わが社ではサーバー内のファイルを目視で全チェックするなどという、今この令和の時代では馬鹿げてるとさえ思える超アナログ平成手法を行う必要は無くなったと言える。これはほんと、遅すぎた革命である。
もうほんっっっとにさ、特別休暇でも特別報酬でも頂きたいレベルの代物を齎したんよ。

いかに目視確認という部下への指示が、思考停止していたのかっていうのが浮彫になったのでしたw

 

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