方針について考えをあらためてまとめる

ワールドの公開方法について時々考えるんだけど、過去いろいろなことがあって、宣言通り、今後もずっと、Public化を伴うワールドの制作はしない方針。
依頼関連は依頼者の利便性を踏まえて対象外です。

これにはいろいろな思いや考えがあって。
考えをあらためてまとめる意味でも、少しここに書いておこうと思う。

Public化されて誰でもUIから簡単にインスタンスを開けることで、なんだろう?って何気なく入ったら突然1Gもワールド読み込み入って驚かせてしまうことと、あまりの広さ、規模の大きさに、気持ちが追いつかない人や、他Chillout系の居心地の良さと軽量さを重視したワールドがVRChatのメインになっている大多数の方に、おそらく異質すぎるコンテンツだということ。
ウェブサイトなどからワールドを知って、ぜひ世界を見てみたい!と積極的な興味・感心をもって入ってきてくれる方にワールドを体験してもらえたら、それで私としては十分である、ということ。
機能的にも、Friendインスタンスなどで後から入ってきた人によって同期問題が起こり、解けるものが解けなくなるなど、そういったことへの対処でもあります。

結構いろんな不平不満をSNSなどあちこちで漏らす人がいて、少しでもそういう人を事前に、ワールドに気軽に辿り着かないような配慮を、むしろこちら側で対策するべきなのかもしれないって考えた。やや排他的のようにも思える対策になってしまうのだけれど・・・。
ちゃんとワールドを見たい、遊びたい、と心から思ってワールドにやってくる人を、しっかり歓迎したい。そういう思いです。

まずは、Pandoraの時の狭間こと、「CloverCherry – FlowerGarden」から、今制作中のステラに行けるようにすることと、あとは、私のすごく昔のPublic化されているワールド「トロイメライ」を改築して、ワールドのポータルを設置、網羅して、そこから入れるようにする。
この2つの方法でもって、みなさんにワールドにアクセスしてもらえたらと思っています。
ちょっとワンクッション挟まる感じで手間ではあるけれど、「特別なところに向かうんだ」というワクワク感をもって遊びにきてくれたら嬉しいかなって。

今思えば、ちょっと極端すぎた宣言をしてしまったなぁと、思わなくもないんだけど、でも、あの時、いろんな評価評判を見聞きして、気持ちが沈んでしまったという事実、経験は、出来れば繰り返したくない。
作品を世の中に出せば当然、良い評判もあれば悪い評判もあるのは当然なんだけど、99の賞賛よりも1の批判が、それが鋭利な言葉であればあるほど心に深く突き刺さる。
私はそう思っていて、ビジネスシーンならばそういったカスタマーボイスをしっかりと汲み取ってより良い商品を~としていくわけだけど、ここはクリエイターが自由に作品を作り出していく自由な場所であるはず。
私が創りたいものを、のびのびと創っていける環境づくり。
そして、世界、作品を守り、そして自分も守る体制づくりをしっかりとしていく、という意味でも、おそらく必要なことだったなと今でも変わらず思ってます。

うん、考えがあらためてまとまった。
自分の作風をしっかりともち、大切にして、制作に励もう!
今の私の作品を、良い、好き、と言ってくれる人達が、一人でもいる限り。

これからも、私の創る世界を、そしてMinaFrancescaを、よろしくね!

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