The Mage’s Tale プレイレビュー
突如現れた魔法系ファンタジックRPG 「The Mage’s Tale」
そこそこのお値段するので少し迷ったんだけど、だれもレビューを書いていないというところに惹かれ、
私が人柱になってやるぞという思いで購入。
買ったのはもうだいぶ日数経っているんだけど、このたびちゃんと遊んでこれたので、レビューを書いていこうと思うよ。
開始直後、宇宙空間的なところにいて、美麗なグラフィックが飛び込んでくるよ。
でもまぁ、このくらいの雰囲気なら、VRChatでももうだいぶ見慣れたので、それほど驚きはない(笑
おもしろいなぁと思ったのは、オプション設定なんだけど、画面は一切遷移せずに、この宇宙空間っぽいところで、自分の手でインタラクトして各種ボタンを押したり、ハンドルを動かしたりして設定する。
こういうところからVRのおもしろさを感じ取れるよね。
自由移動、テレポート移動、視界移動の調整などを設定できるみたい。
なんだけど、いろいろ探ってはみたものの、スカイリムみたいな気持ちのよい移動にはならなかった。
なんかこう、タッチパッドの移動に違和感を感じる。
それから、WindowsMRのスティックで移動することもできるんだけど、
これは、設定ファイルを調整して無理やり使えるようにしているだけで、実際このゲーム内で使ったらいとも簡単にゲームの進行がバグってしまったので、基本的にはスティックは使えないと思ったほうがよさそう。
開始早々にマスターと呼ばれる年老いた魔法使いと変な浮遊するやつがなにやらしゃべっているんだけど、このあと突然の大爆発。
強力な敵が突如現れ、マスターとの激しい魔法バトルが始まる。
あれよあれよしている間にマスターがやられて、どこかへ連れ去られてしまう・・・w
ゲーム全編にわたってこの映像美でくるとなると、なかなか気合の入った作品かなと思う。
あたりは終始暗い感じなんだけど、岩や地面のテラテラした感じとか、そういうところが実に綺麗で美しい。
おまたせ、魔法を習得したよ。これはファイアーボール。
右手のトリガーで発射準備をして、振って好きな方向に投げることができる。
投げると気持ちの良い焼けこげるような音と共に爆発!これはなかなか気持ちいい!
あちこちにいろいろな仕掛けがあるね。ハンドルをまわせば地面が下から現れたりとか、XINGを思い出させてくれるいい雰囲気だよ。
宝箱も、宝箱!って感じするよね~。
蓋をあける動作までしっかり行います。
どうやらゲーム進行中でも、右手を高くあげ続けると、この時の狭間っぽいところにテレポートしてこれるみたい。
ここでは、魔法の合成とかが出来るみたいだね。
これはライトニングボルトの魔法を作り出しているところ。
ただ、単純にライトニングボルトってだけじゃなく、どうやら色のついたビンを一緒に投げ入れて合成することで、エフェクトにカラーリングが施されるようだね。強くなるのかは微妙なところだけど、これは赤いビンをなげて、赤いライトニングボルトの魔法を作っているところ。
普通にかっこいいですw
電気ビリビリの音もすんごい気持ちいい。
これまでいろいろ魔法を使うVR作品をプレイしてきたけど、この作品は魔法の使い心地が一番気持ちいいね。
ここでさっそくライトニングボルトの活躍。
特定の魔法をつかってスイッチを起動するっていう仕組みで、地面が出てきたところ。
なかなかおもしろい仕掛けだね。
それからレベルアップの要素もあったよ。
敵を倒すことで得られる光の結晶をあつめていくと、突然右手が光りだして、レベルアップ可能になる。
その際ステータスのアップを選べるようになっているね。
魔法を使う間隔の短縮や、HPの増加が選べる。
左腰に常に装備している魔導書に、現在のステータスなどが記載されているね。
見開き4Pの分厚い本だよ(笑
次から次へと出てくる新しい仕掛け。
解くのはそんなに難しくはないんだけど、良いテンポ感で仕掛けが登場してくるから飽きないね。
それから音響も実に素晴らしいと思う。
まぁだいたいがゴ~~~っていう感じの環境音ではあるんだけど、しっかりとした3Dサラウンドになっていて、敵のいる方向や、扉の向こうの水の音とかも時折聞こえてきてリアルだね。
おそらくこのままダンジョン探索のような感じで続いていくゲームなんだと思うけど、うん、これはおもしろい作品だと感じたね。英語がわからなくて、ガイド役の変なやつが何を言っているのか半分以上よくわからなかったんだけど、
一応操作方法を説明してくれているんだなぁくらいのことは理解できたね(笑
普通に日本語対応してくれれば結構日本でも流行るゲームだと思うなぁ。
あとは普通にスティック移動に対応してほしいね・・・。
魔法の使い心地は抜群なのに、移動の仕方がすごく微妙なので、このあたりはすこし難ありといったところかな。
まあでもこのくらいの難は他のゲームも普通にあったし、これはこういうもの、くらいには許容できる範囲かもしれないね。
おそらくこれ、そんなに長くないストーリーだと思うんだよね。
多分街のようなフィールドも出てこないだろうし、きっとずっとこんな感じにダンジョン探索に徹していくゲームだから、これはゆっくりじわじわとプレイを重ねていくぐらいのテンションでいいかなと思う。
そのうちに日本語対応もしてくれるんじゃないかなぁという期待もこめてね。
とりあえず、魔法の使い心地はピカイチだと思ったし、映像も綺麗だったし仕掛けもおもしろい。
投げたファイアボールが気持ちよく敵に向かって飛んでいく様はすごい快感だね!
投げる補正でもかかっているんだろうか?こんなに的確に何かを投げれるゲーム、他に知らないよ。
VRChatでもなかなか思い通りにはものを投げれないからね。
英語ばかりの情報が不足している作品だけに、なかなか日本人は手を出さないであろう良作。
ぜひチャレンジしてみてほしい。ではでは。