[SteamVR]Gunheart

今回は、VRゲーム「Gunheart」のレビュー記事を書いていくよー。
無数の気持ち悪い虫達を撃って蹴散らしていくゲームなんだけど、美しい景色と、快適な操作感で、素晴らしいゲームでした。

景色はかなり「Seeking Dawn」に似ている感じで、美しい岩々と惑星がどーん!と大迫力な景色に仕上がっていたんだけど、バリエーションはちょっと乏しいかもしれないね。あとあとのステージまでいけば新しい景色が出てくるのかもしれないけれど、最初のいくつかのストーリーミッションを2時間ほどかけてクリアしていってみたけれど、まだ変わった景色は出てきていないね。

メニューボタンで、武器変更や、マルチの時にきっと面白いであろう、エモートの機能、操作オプションの変更などが出来る。武器はいつでもこの画面で両手それぞれ変更できるし、弾の概念がないので、気軽にいろんな武器を試せて面白い。けど、序盤はおそらくCARBINE両手持ちでだいたい事足りるような気がする。他の武器はどうも連射性が低かったり、なかなか当たらない系ショットガンだったりと、どうも癖が強い。

このゲームならではの面白い操作で、コントローラーを左右で前に組むように構えると、大型武器を構えることができる。これはガトリング系の巨大武器で、これで敵に向かって撃ちまくるのはものすごく快感!

ガトリングのほかにも、このように弓矢型のものもある。が、想像通り、連射性はなく、あまりこのゲーム向いてる感じはしなかったかなぁ。しかし、構えて打ち込むまでの動作のリアルさと、照準の専用UIが出てくるのがめちゃくちゃかっこいい。

体力の概念があるんだけど、ある程度はシールドが効いていて、シールドが破壊されても、ほんの数秒でシールドを完全復旧してくれるし、直に攻撃を受けても、なかなか死なない。こういったところの仕組みはとてもよくできているなぁと思った反面、ちょっと敵とのバランスの悪さも感じられた。どういうことかというと、宙を舞う小型の虫や、二足歩行の人型の虫、大きなダンゴムシみたいなやつ、と、その中間みたいなやつ、だいたいこの4種類なんだけど、二足歩行の人型の虫が妙に固いんだよね。

敵4種類、一番左が見切れてるけど。ストーリーミッションの合間のロビーみたいなところでギャラリーされてる。

ゾンビのように撃ったらあっさり死んでくれるようなタイプの敵ではまったくなくて、だいぶ固いうえに、歩行速度もそこそこ速く、また、数の暴力でたった一人の主人公に押し寄せてくる場面もある。

どんなにこちらのパワードスーツが優秀でも、四方からこいつらがバンバン撃ってくるもんだから、あっけなく死んでしまうこともちらほら。でもまぁ親切なのか、一度倒した敵は、自分が死んでもリスポーンしないので、何度死んでも確実にクリアまでは、いつかはたどり着くとは思う。

しかし、その固さがこのゲームの気持ちよさっていうところをかなり阻害しているようにすごく感じてしまったなぁ。ここのところはかなり惜しい気がする。せめてもうちょっとだけ、もうちょっとだけ気持ちいいバランスで死んでほしい、というか・・・w
ショットガンならじゃぁ一撃でやれるかなぁと思うと、そもそも目の前でモロに撃ち込んでるのに、あれ?なんで当たらんの?みたいなこともちらほらあって、ショットガンに信用がおけない。

ストーリーミッションの合間に訪れるロビー。武器の購入や、ちょっとしたミニゲーム、それから自アバターのカスタマイズなどが出来る。アバターのカスタマイズは、ミッションの道中で手に入るお金でいろんなパーツやカラーリングなどが購入できる仕組みだ。

あと、歩行操作なんだけど、自由移動とテレポートに対応。
だいたいVRCと同じ操作に出来るのがグッド。自由移動が基本でいいと思うんだけど、テレポートじゃなきゃいけないであろう、高い場所や離れた崖に移動する場面もあるので、どちらも使っていくことになると思う。

「Seeking Dawn」にはちょっと及ばないけど、でも、もうちょっとそもそも銃ゲーのスキルが自分に備わっていれば、もしかしたらあの妙に固い二足歩行虫もなんとかなるのかもしれない。
銃ゲー初心者向けのゲームではないかなと思った。

語れることが結構多いゲームではあったけど、1時間くらい経過した時点で、もしかして景色ずっとこんな感じかなって雰囲気がしてくるので、そのあたりも惜しいポイントではあるけれど、2000円くらいだったかなぁ?と考えれば、十分なビジュアルと操作感、ゲーム性であることは間違いないと思う。

銃ゲーに自信のある皆さん、ぜひチャレンジしてみてくださいな!
以上、Gunheartのレビューでした!

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