ホライゾンではいられない

ついにPandoraLEに英語翻訳が実装されましたね。長かった・・・ほんとに長かった・・・。
UIのテクスチャ差し替えやMindMirageの英文は画像を書き換えていけばいいだけなので楽なんだけど、何度も書いてる通り、MemoryStarの字幕がもうほんっとに廃人的作業だった。
各セリフの無音部分を認識して改行区切りで自動的に字幕を出す仕組みをあきゅーさんと構築してみたんだけど、実際に使ってみるとこの無音部分の検知というやり方では9割うまくいかないことが判明。
どういうことかというと、ひとつのセリフの中にもいわゆるタメが無数に存在しているってこと。
なので、このタメ部分で意図せず字幕が変わってしまう。
確かにこれの対策として字幕切り替えするタイミングをオーバーライドする仕組みも実装してあったんだけど、あまりにも数が多いことに気が付きこれでは対応しきれないし、むしろセリフの始まりと終わりを明示的に秒数指定したほうが良いのでは・・・ということに。
結果すべてのセリフの始まりと終わりの秒数をひとつひとつ確認してインスペクターに打ち込んでいくという廃人的作業をすることになったんだけど、これにはもうひとつ厄介な問題があって、インスペクターに数値を入力する際にめちゃくちゃUnityが重たい。キーボードで数値を打ってもすぐに表示されないんですよ。開いてるプロジェクト、シーンが大きすぎるがゆえに・・・。
ひとつ数字を打ってもゆっくり1秒~2秒間隔でノロノロと打たれていく。おまけにUnityエディタと波形エディタを切り替えたり英語翻訳テキストのウィンドウとを切り替えたりするだけでも毎回3秒くらいUnityが固まるという事態。さらに保存する度にカップ麺が作れるほどに操作不能になりますw
オートリフレッシュをオフにしてみたり、SceneやGameタブを消してみたり。既にあちこちのオブジェクトに参照が関連づいているためにいったん別Sceneに移すということも出来ず。様々対策を試みるもまったく改善しないので、もうやるしかないのか・・・と観念。
英語字幕の作業だけで実に1週間という作業時間がかかってしまったのでした。集中力の持続、睡魔との戦い。
そしてさらに今回の英語翻訳対応による既存プログラムへの干渉問題が起き、一時UIの致命的な不具合もありましたね。幸いすぐに改善して今はもう大丈夫なんだけどね。
私の金土日はほぼこれで終わっていったのでした・・・。もう飲まずにはいられん!ということで昼間からストゼロダメ彼氏に泣きついてみたりして。
次回字幕対応が必要になった時のために、さらなるスマートな方法や手順を模索する必要があるね。今後のひとつ大きな課題として、深く刻まれることとなったわけです。

でも今回の英語翻訳、作業上すべて読んだんだけど本当に面白いですね。「バカ」という日本語は「Big Baby」ってなるんだねwそりゃないでしょ~!って思っちゃいましたw
まさか最後にこんな苦難が待ち受けているとは思ってもみなかったんだけど、これでついに本当にPandoraの作業は完結したのでした。(中国語実装・・・?気が向いたらやるよ、うん・・・)

この作業がひと段落したところで、ついにLEのサントラの作業や、煉獄丸さんからのご依頼ワールドの制作に着手。
翻訳作業だけでこの休日を終わらせるわけには・・・と半ば意地になって作業に没頭。
サントラのトラックリストはだいたい決まりましたし、ワールドのほうはもうTerrainで樹を植え始めたところです。今週末くらいまでを目標に頑張っていきたい!
サントラのほうは弾き直しや新規書き下ろしなんかもあって、過去曲の収録もあるけど21曲収録という大ボリュームになります。ワールド制作では利益は基本得られないので、ぜひともサントラのほう皆さん買ってくださいね!
ワールド制作で利益が入るような仕組み、早く実装されないかな・・・本当に。場合によってはこれだけで私のお財布はめちゃくちゃ潤うかもしれないし、就活しなくてもいいかもしれない。早くなんとかしてくれ~~私はもう限界だー!!><

そんなこんなで作業を終えてVRCに入るも、自分では別に大丈夫だと思っていたんだけど「元気ない?」って言われる始末。inviteが来ていたので何人かにお会いしたけど早々に撤収。「あぁ、まずい、疲れているかもしれない」そう自覚するのが遅すぎたみたい。無事に布団に行き着けてよかった・・・。この状態で酔ってたら確実に床で寝てたわw

金曜日はるぅちゃんと過ごしていたんだけど、最近あまり写真撮ってなかったというのもあって、いつかるぅちゃんと来ようかなって思ってストックしてあったワールドで撮影会。素敵な写真がたくさん撮れたよ!
まりえるちゃんとアルディナちゃんっていうこの組み合わせが、なんだか一番しっくりくるんだよね私。

誰もが自分の好きな姿でいる権利、あると思うの。だから「あのアバターになってほしい」って注文するのってちょっと勇気がいる。だって、きっと今はその姿が心地よいって思っているからそうなのであって、誰かにお願いされて姿を変えるのって、快く受け入れてくれることもあれば、気が進まない場合もあるかもしれない。
ついに私の何かがしびれを切らしてしまい「アルディナちゃんの姿がいいな・・・」ってずっと言わないでいた思いが決壊。もちろんるぅちゃんはきっと快く変えてくれるってわかってはいたけど、それでもやっぱり、ね・・・。
この時はうまく言葉に出来なくて結構棘のある表現になってしまったし、今でもどう言葉にしていいのか微妙なところなんだけど、どう書いても「それはすごく身勝手じゃない?わがままじゃない?」って思われそうな文章をここだけで何度も書いては消し書いては消ししているので結局書かないことにした。
たいして食べたわけでもないのにピーマンが嫌い!って駄々をこねる子供のようなんだもの。この感情は。
ほんとに身勝手だよね。私だって自由にいろんなアバターで過ごしているのに。誰かに自分の好きな姿になってほしいって注文するなんて。
なんでも好きな姿になれるこの世界。けれど大切なのは中身、心だ、なんて綺麗事もあるだろうけど、Metaの「Horizon Worlds」が流行らないのは、自分や相手、町を歩く人々の姿がどれだけ重要で、人はそのビジュアルによってどれだけ多くの感情を動かされているか。それをプラットフォーム側がうまく汲み取れていないからなんじゃないかなって。

なんか難しい話をしちゃったけど、シンプルにまとめると、私は面食いだってことでまとまっちゃうよねw

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