Pick up 改行 ピックアップ

VRChatにログインしてみるものの、なかなかInviteとかReqInを送る勇気が出ずに悶々としながらSymphonyのデバッグ作業1時間の末、やっぱり今日は送ってみよう!!と意気込み震える人差し指でInviteをトリガー。1分もしないうちに来てくれた!!><
良かった!!二人きりでいても大丈夫な枠に私は入れているんだ!!とホッ///
そうです、久しぶりにくゆくゆと二人でいろんなお話が出来て楽しいひとときを過ごしました。メイクするとかお洒落するとか好きな香りは~とか、なんかわりとちゃんと女子トークしてた気がするゾ!w
意外とね、こういうキラキラしてる感じのトークってVRChat内で出来る相手がいなかったりします。グラボとかCPUの話になりがちですよねw
私の口調がふにゃふにゃになりかけてきたギリギリのところを見計らっておやすみなさい。わりとギリギリセーフだったと思う!ログアウトボタンをちょっとだけ見失ってたからねw

深夜24時くらいまでは仕事してて、そのあとちょこちょこSymphonyやMy Little Roomの改修、調整をして、ログインしたあとはSymphonyのデバッグだったりとかしてるんだけど、もうすぐ全曲の演出のデータが揃う感じです。昨晩通しで確認したんだけど少し端折りつつも30分は軽く超える公演時間。途中作った私でさえうるっとくる場面や、凄すぎる光景に「アッ…アッ…」となってしまったり。間違いなくVRChat史上最大規模のパーティクルライヴだと思う。
なんだけど、いろいろ修正が必要だなぁとか、ここはもうちょっとなぁ~みたいな部分も見えてきてて、いろいろ修正点などまとめてやり取りしています。

私は仕事とか企画とかでFIXいただいた時とか、はたまたワールドの不具合報告とか、そういう時の反応って実はかなりシンプルに応対するようにしています。
もっともシンプルなのは、「承知しました!」のたった一言。
FIX投げるほうも受け取るほうも気持ちよく在りたいですよね。Twitterとかでぼやいたりなんか論外。

いろいろ言いたくなる気持ちもわかるのよね。実際私も若い頃そうだったので。
社長から「ここどうにかならない?」みたいに言われてもいちいち「あーでこーで」って言ってしまってた。そうこう言ってるうちに社長にいつだったか、「そういうのいいからどうにしかしてくれ」って語気強めに言われた時、ハッと気づかされた。
社長の要望に応対しているつもりが、社長にとってはただイライラさせるだけの言い訳でしかなかったってこと。
社長は制作じゃなくて営業。私は制作課。営業から「ここをちょっとどうにかしてほしい」っていうのはいわゆる、予想されるお客様の声的なものも入ってるんだと思うのよね。これをそのままお客さんに見せたら多分こう言われる、指摘されるだろうから、それを未然に防ぐために「どうにしかしてほしい」として制作サイドに振ってきているんだ。だって社長は直接お客さんと顔を何度も合わせて、いろいろ意見を聞いてきた営業のプロだもの。
そして、私が提出したものを出来れば一発でお客さんの確認がとれて進行させたい、喜んでもらいたい、という思いもきっとあるはずなんよね。

「どうにしかしてくれ」じゃなくてもっと明確に調整内容を振ってほしい感じはするけどね。ちゃんと明確に修正点伝えてくる時ももちろんあって、そうじゃない時もある。
これってどういうことなのかっていうと、営業なりにクリエイターの腕前を尊重してのことなんじゃないかなって。営業が全部口出して全部その通りに修正かけて案件通していっても、それはクリエイターとしてはずいぶん微妙な気持ちになると思うの。実際にそういう案件が結構あったのも事実なんだけど、いたしかたないかなっていう。まぁ仕事だもの、そういうものよねって思うようにしてる。

今は制作課主任としてウェブデザイナーの仕事に就いていて、実はこの立場って制作課と営業課の板挟み的な立ち位置。だからかもしれない。私は営業的な振舞いでもってシンプルに応対するし、FIX内容はクリエイターの目を持ちながら、同時にお客様の声や反応を予測して「ここはもうちょっと調整が必要だと思う。確認してもらって、調整お願い出来ますか?」と敢えて具体案を出さずに投げかける。
そこでどう対処するか、どう作り変えてくるか、クリエイターは作品で語れ、作品でぶつかれっていうのはまさにこういうことなのかなって。
本当にどうしようもないことや妙案が浮かばない時は、考えてみたんですがちょっとうまくいかなくて~・・・と一呼吸、小一時間おいてから相談するとよいのです。

先日社内で私にひとつのウェブデザインの校正依頼が部下からきて「Pick up」っていう、いわゆるピックアップコンテンツ的な枠があったんだけど、まぁよくあるコーナーではあるけど、でも実際はこのPick upっていう表記、和製英語であって、本来私達がそうだと思って使っている意味はないって知ってた?本当はね、Pick outっていうんです。でもね、これでは多くの日本人に伝わらない。Pick upという表記は間違いだからPick outに修正してね、なんてFIXは出してないの。じゃぁどうしたかっていうと、Pick up の下に何か日本語表記を添えてみたらどうでしょう?としたんです。業種とかにもよるけど、例えば「弊社のイチオシ情報!」とか、そういうのを添えることで、Pick upっていうそもそもの表現の間違いを濁すことが出来る。
悩んだ部下から次に提出されてきたのは、「Pick up 改行 ピックアップ」って感じでカタカナが添えられてて、まぁおそらく年配層が見るページだと思うからいいんじゃないかしらね!ってなったんだけどw
二行になることでちょっとサブタイトルまわりがスカスカしていたのをデザイン的に埋めることに繋がったのも事実なのよね。営業的にも制作的にもちょうどいいところにおさまった気がしました。

VRChatでは若くてギンギラギンなクリエイター達が輝いているけれど、それゆえにこういった社会的、または組織的なコミュニケーション力には不安が多い。
そう思っちゃう、感じちゃうってことは私ももうご年配なのかもしれないわね・・・w
私もまだまだギンギラギンのつもりではあるけれど、私は作品で語るクリエイターで在り続けたい。良い作品に仕上げるために、時に企画ではスタッフや仲間に、仕事では部下に指摘をしたりする。それが私。

なんか真面目に仕事のスタンスのお話を書いてしまった!作業とか仕事関連の話を私にふると結構シャープかつクールな感じの反応が返ってくるなぁって、感じている方結構いらっしゃると思います。VRChat内で酒飲んでふにゃふにゃになって騒いでいる姿とはどうも似ても似つかないんじゃないかなってねw

Pandora然り、リリースしてきた数々の音楽作品、映像、ウェブデザイン。私の作品はどれもこれもそういう私なりの作品へのこだわりと厳しいスタンスによって完成へと導かれているのです。生半可な気持ちで創ってないわよってね。
さぁ完成まであともう少し。より良い素晴らしい作品に仕上げていくために、気を引き締めて制作にとりかかっていくとしましょう!(’’*

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